ふるさと納税をしたら確定申告を!確定申告書等作成コーナーの使い方

2017/01/09更新日

6自治体以上に対してふるさと納税をした人、5自治体以内でもワンストップ特例の申請書を各自治体に提出してない人は確定申告が必要になります。確定申告に難しいイメージを持つ人もいますが、国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用すれば、簡単に確定申告書を作成できます。

ふるさと納税で確定申告が必要な人

確定申告が必要となるのは、以下に該当する人です。ワンストップ特例の申請書を寄附した翌年1月10日までに提出してない人も対象となります。

  • 個人事業主(自営業者)
  • 6自治体以上にふるさと納税をした人
  • 給与収入が2000万超
  • 給与以外の収入(副業など)が20万円超
  • 給与を2ヶ所以上からもらっている
  • 医療費控除の申告をする
  • 住宅ローン控除の申告をする(初年度)
  • 株で損をして損益通算の申告をする

上記に該当しない人はワンストップ特例制度を利用した方が楽できます。詳細は「ふるさと納税ワンストップ特例制度の詳細と手続き方法」に記載しているので参考にしてみてください。

ふるさと納税した場合の確定申告のやり方

以下から詳細に確定申告の仕方を説明していきます。

Step.1 必要書類を準備する

  • 本人確認書類のコピー
  • 給与所得の源泉徴収票
  • ふるさと納税の領収書(寄附金受領証明書)
  • 還付金の振込先にする金融機関名・支店名・口座番号
  • 印鑑

マイナンバー制度の導入により、平成28年分以降の確定申告書等の提出の際には、マイナンバーの記載と本人確認書類の提示または写しの添付が必要です。本人確認書類はマイナンバーカードを持っている場合とそうでない場合で異なります。

マイナンバー本人確認書類

Step.2 確定申告書を作成する

国税庁の確定申告書作成等コーナーを利用して、確定申告書を作成していきます。ここで作成した申告書等は印刷して、各税務署に提出することになります。プリンタがない場合は「ふるさと納税をした場合の確定申告書の書き方と記入例」を参考にしてみてください。

確定申告特集を開く

国税庁の「確定申告特集」へ行って「確定申告書等作成コーナーへ」をクリックします。

確定申告特集

作成コーナー(トップ画面)

申告書・決算書 収支内訳書等 作成開始」をクリックします。

作成コーナー(トップ画面)

税務署への提出方法の選択

書面提出」をクリックします。

税務署への提出方法

申告書等印刷を行う際の確認事項

パソコンとソフトウェア、プリンタの設定、利用規約を確認の上「下記のチェック項目については、すべて確認済みです」にチェックを入れます。画面右下の「事前準備完了 次へ」をクリックします。

申告書等印刷を行う際の確認事項

作成する申告書等の選択

所得税コーナーへ」をクリックします。

作成する申告書等の選択

入力方法選択

使用する申告書を選びます。会社で年末調整が済んでいて副業収入がなく、寄付金控除(ふるさと納税)、医療費控除、住宅ローン控除を申告する人は「給与・年金の方(給与・公的年金専用)」の「作成開始」をクリックします。

入力方法選択

申告書の作成をはじめる前に

Step.1 の書類を用意して「次へ」をクリックします。

申告書の作成をはじめる前に

提出方法の選択等

確定申告の提出方法を選択します。「e-Taxにより税務署」へ提出するか「確定申告書を印刷して税務署へ提出」かを選びます。e-TaxはICカードリーダライタなどが必要なため、初心者には面倒です。印刷して提出がおすすめです。生年月日を入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。

提出方法の選択等

所得の種類選択

所得が「給与のみ」か「公的年金のみ」か「給与と公的年金の両方」かを選択します。チェックを入れたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

所得の種類選択

給与所得の内容等選択

勤務先の数が「1か所のみ」か「2か所以上」かを選択します。続けて「年末調整を行っている」か「行ってない」かを選択します。会社員で年の中途で退職した人や給与収入が2000万円を超える人以外は「年末調整済み」を選択します。チェックを入れたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

給与所得の内容等選択

適用を受ける控除

ふるさと納税は寄附金控除にあたるため「寄附金控除」にチェックを入れて「入力終了(次へ)」をクリックします。

適用を受ける控除

給与所得の入力(1/3)

源泉徴収票を見らながら「1.支払金額」「2.所得控除の額の合計額」「3.源泉徴収額」を入力します。入力を終えたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

給与所得の入力(1/3)

給与所得の入力(2/3)

同じく「4.住宅借入金等特別控除の額」「5.摘要」「6.国民年金保険料等の金額」「7.16歳未満扶養親族」を入力します。入力を終えたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

給与所得の入力(2/3)

給与所得の入力(3/3)

同じく「8.支払者」の「住所」と「名称」を入力します。入力を終えたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

給与所得の入力(3/3)

給与所得の入力内容確認

入力に間違いがないかを確認します。間違いがなければ「次へ」をクリックします。

給与所得の入力内容確認

収入・所得金額の入力等

入力に間違いがないかを確認します。間違いがなければ「入力終了(次へ)」をクリックします。

収入・所得金額の入力等

所得控除の内容等

ここからは、ふるさと納税に関する記入を行っていきます。「寄付金控除」の横にある「入力する」をクリックします。

所得控除の内容等

寄付金控除、政党等寄附金等特別控除

ふるさと納税の寄附先を1件ずつ入力していきます。「寄附年月日」「寄附金の種類」「支出した寄附金の金額」を入力します。寄附先の所在地と寄附先の名称は「寄附金の種類」で「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など)」を選択し、都道府県と市区町村を指定すると自動で入力されます。

寄附先が複数ある場合は「もう1件入力する」をクリックし、2件目を入力。すべての記入が終わったら「入力終了(次へ)」をクリックします。

寄付金控除、政党等寄附金等特別控除

寄付金控除、政党等寄附金等特別控除の入力内容確認

入力に間違いがないかを確認します。間違いがなければ「次へ」をクリックします。

寄付金控除、政党等寄附金等特別控除の入力内容確認

所得控除の内容等

入力に間違いがないかを確認します。間違いがなければ「入力終了(次へ)」をクリックします。

所得控除の内容等

税額控除等の内容等

該当する項目がない場合はそのまま「入力終了(次へ)」をクリックします。

税額控除等の内容等

計算結果の確認

還付される金額を確認して「次へ」をクリックします。

計算結果の確認

住民税等に関する事項

住民税に関する事項で該当箇所があれば入力します。

住民税等に関する事項

住所・氏名等入力(1/3)

氏名」「性別」「電話番号」「世帯主の氏名」「世帯主との続柄」を入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。

住所・氏名等入力(1/3)

住所・氏名等入力(2/3)

納税地」で「住所」にチェックを入れて「郵便番号」「都道府県市区町村」「丁目番地等」を入力します。「提出年月日」をプルダウンが選びます。1月1日時点の住所が入力したものと同じであれば「上記の住所と同じ」にチェックを入れます。提出先税務署は住所を入力すると自動で入力されます。最後に「入力終了(次へ)」をクリックします。

住所・氏名等入力(2/3)

住所・氏名等入力(3/3)

還付金額を確認して「受取方法」で「ゆうちょ銀行かそれ以外」を選択します。「金融機関名等」「本支店名」「預金種類」「口座番号」を入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。

住所・氏名等入力(3/3)

マイナンバーの入力

マイナンバー」を入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。

マイナンバーの入力

申告書等印刷

最後に完成した書類を印刷します。「申告書等を全て印刷する」を選ぶと、提出用の申告書(第一表、第二表)に加え、控用の申告書、提出書類等のチェックシート、添付書類台紙も印刷されます。

申告書等印刷

Step.3 確定申告書を税務署に提出する

印刷された確定申告書に第一表の氏名の右に押印して提出します。提出方法は、給与所得の源泉徴収票、寄附金受領証明書(いずれも原本)、本人確認書類のコピーを添付して、税務署の窓口へ直接持参するか、郵便で送付します。

Step.4 税金の還付と控除を受ける

ふるさと納税に関係するのは所得税と住民税です。所得税は確定申告後、1〜2ヶ月程度で確定申告書に記入した口座に入金されます。

所得税の還付2016

所得税の還付2017

住民税は6月天引きの住民税から、ふるさと納税分が減額されて天引きされます。また、控除される税金の詳細は6月ごろに送られてくる「市民税・県民税税額決定・納税通知書」でも確認できます。

市民税・県民税税額決定・納税通知書

還付される所得税や減額される住民税の金額を正確に知りたい人は「ふるさと納税で還付される所得税と控除される住民税を計算する方法」に記載しているので参考にしてみてください。

ふるさと納税の手続きガイド

ふるさと納税を行ったら、税金を控除(差し引く)してもらうための手続きが必要です。ここでは税金を控除してもらうための手続き方法や必要書類の書き方を紹介しています。

おすすめの返礼品と選び方ガイド

数十万点の返礼品の中からおすすめの返礼品を当サイト管理人がピックアップして紹介しています。どの返礼品を選べばいいのか分からないときは参考にしてみてください。

おすすめの返礼品と選び方ガイドの続きはこちら

おすすめのふるさと納税サイト

ふるさと納税は基本的に、ふるさと納税のポータルサイトを通じて行うことになります。どこのサイトも同じと思ってしまいがちですが、それぞれ独自の特徴があります。

おすすめNo.1 さとふる

ネットショッピング感覚でふるさと納税ができるサイト。マイページ機能が充実していて、寄附履歴や返礼品の配送状況などが確認できます。電話で問い合わせができるコールセンターもあり、東京浅草の商業施設・まるごとにっぽんには「ふるさと納税コンシェルジュ」というふるさと納税の実店舗もあります。

公式サイト → さとふる

おすすめNo.2 楽天ふるさと納税

ふるさと納税の寄附が楽天市場での買い物と同様の扱いになり、楽天スーパーポイントが付与されます。スーパーポイントアッププログラム(SPU)も対象となるので、楽天カードだと5%以上のポイントを獲得できてお得です。寄附金にポイントを利用することも可能です。

公式サイト → 楽天ふるさと納税

おすすめNo.3 ふるなび

ふるなびは電化製品や商品券・ギフト券の取り扱いが多いのが特徴です。ふるなびグルメポイントというサービスもあり、寄附金額の30%分のポイントがもらえ、1ポイント1円として指定の飲食店で利用できます。また、2017年11月以降、寄附金額に対して1%のAmazonギフトコードがもらえるようになったのも大きなメリットです。

公式サイト → ふるなび

おすすめNo.4 ふるさとチョイス

ふるさとチョイスは寄附申込累計が1500万件を超える日本最大級のふるさと納税ポータルサイト。全国1788すべての自治体の情報が掲載されていて、うち1329自治体はクレジットカード決済に対応しています。ふるさとチョイス限定の返礼品もあります。

公式サイト → ふるさとチョイス

番外編 noma-style.com

noma-style は福島県南相馬市が運営するふるさと納税サイトです。ファッションブランドのラインナップが豊富なのが特徴です。モコモコとした気持ちの良い肌触りのルームウェアを展開する「ジェラートピケ」やシンプルでお洒落なデザインの「プラスマイナスゼロ」の家電などが戴けます。

公式サイト → noma-style.com

番外編 ANAのふるさと納税

ANAのふるさと納税は寄附金100円につき1ANAマイルが貯まるので、ANAマイルを貯めている人におすすめのサイトです。支払いはクレジットカードのみで、Tポイントを支払いに充てることができます。とりわけ宿泊券が豊富にラインナップされています。

公式サイト → ANAのふるさと納税