ふるさと納税って何?勘違いしやすい疑問をQ&A形式で徹底解説

2017/02/12更新日

ふるさと納税は実質2000円で豪華な返礼品がもらえるお得な制度です。ふるさと納税をやらない人の多くは、仕組みがよくわからないということだと思います。そこでよくある質問や勘違いしやすい疑問をQ&A形式で分かりやすく説明していきます。

目次

ふるさと納税について

ふるさと納税って何?ほんとにお得ですか?

ふるさと納税は所得税と住民税の一部を地方自治体へ寄附すると、特産品などがもらえる国の制度です。2000円の自己負担で自治体から2000円以上の返礼品がもらえるのでお得です。しかも寄附する人がもらえる特産品を選ぶことができます。

現住所や出身地以外に寄附しても大丈夫ですか?

ふるさと納税は生まれ故郷や現住所でなくともかまいません。自分の好きな都道府県、市区町村を自由に選んで寄附できます。

ふるさと納税が人気の理由は何ですか?

年2000円の負担で、それを上回る価値の返礼品をもらえるからです。たとえば、山形県寒河江市に3万円寄附すると「山形産はえぬき60kg」がもらえます。楽天市場で普通に買うと2万円相当です。先に3万円を支払いますが、税金から2万8000円が戻ってきます。

サラリーマンでもふるさと納税できますか?

サラリーマンでもふるさと納税ができます。しかも寄附先の自治体数が5ヶ所以内であれば、確定申告をする必要もありません。

専業主婦でもふるさと納税できますか?

基本的に寄附自体はできますが、あまりメリットがありません。ふるさと納税で税金の優遇を受けられるのは、所得税や住民税を納めている人です。返礼品をもらうことができても戻ってくる税金がないので、寄附金がまるまる自己負担となってしまいます。

上限額って何ですか?自分はいくらまで寄附できますか?

上限額とは2000円の自己負担で済む寄附金額の上限のことです。上限金額は年収や家族構成などによって異なります。たとえば、独身で年収500万円の場合、年6万1000円が上限の目安です。これを超えると自己負担が増えていきます。

ふるさと納税額の上限額を計算する方法、2000円で済む寄附金額の目安

1件の寄附につき2000円がかかるんですか?

自己負担の2000円は、ふるさと納税をする度にかかるわけではありません。寄附先が1件でも5件でも10件でも全部で2000円です。たとえば、5万円を1万円ずつ5自治体に寄附をして5つの特産品をもらっても自己負担は2000円で、税金が4万8000円安くなります。

夫のふるさと納税を妻がやっても大丈夫ですか?

返礼品を選ぶのは妻が行っても、申し込みと支払いは夫名義で行います。夫のふるさと納税を妻名義のクレジットカードや銀行口座から寄附すると単なる寄附になるので、税金が安くなりません。まるまる自己負担になるので注意が必要です。

住宅ローン控除を受けている場合でもふるさと納税はできますか?

住宅ローン控除を受けていてもふるさと納税は可能です。ただし、状況によっては2000円の自己負担額が増える可能性があります。

ふるさと納税と住宅ローン控除を併用する際の上限額、自己負担額への影響

年金受給者でもふるさと納税はできますか?

年金収入が300万円以上ある場合はメリットがあります。年金収入が300万円で65歳以上の夫婦の場合には2万3000円までふるさと納税ができます。

ふるさと納税は年金受給者でも申し込み可能!2000円で済む上限額の目安

ふるさと納税はクレジットカードで支払えますか?

ほとんどの自治体がクレジットカードに対応しています。ただし、ふるさと納税を行う本人名義のクレジットカードで支払わないと税金の控除が受けられないので注意が必要です。

ふるさと納税を行う時期は決まってますか?

1月1日から12月31日まで、いつでもふるさと納税を行えます。ただし、年末ぎりぎりに申し込む場合、入金方法によっては翌年分として取り扱われる可能性もあるので注意が必要です。

同じ自治体に何度もふるさと納税を申し込んでも大丈夫ですか?

ふるさと納税には回数の制限はありません。同じ自治体に複数回申し込んでも問題ありません。ただし、自治体によっては、返礼品の送付回数に制限を設けていることもあります。同じ自治体に複数回申し込んでも返礼品は1回だけという可能性もあるので注意が必要です。

申し込んだふるさと納税をキャンセルできますか?

ふるさと納税はあくまでも寄附になるので、申し込み完了後にキャンセルすることはできません。

ふるさと納税の返礼品について

返礼品って何ですか?

ふるさと納税を行った自治体から寄附のお礼として贈られてくるものです。返礼品の内容については自治体により様々です。高級和牛、高級フルーツ、旬の魚介類、銘柄米、さらにはパソコンまであります。

返礼品ってどうやって選べばいいですか?

多くのふるさと納税ポータルサイトでは「人気ランキング」「肉や魚介類といったジャンル」「地域」「特集・キャンペーン」から目当ての返礼品を探せます。何を選んだらいいのかわからない場合は米を選べばハズレがありません。お得度もトップクラスです。

1万円で20kgも!ふるさと納税でもらえるおすすめのお米と選び方

返礼品はいつごろ届きますか?

自治体によって異なります。返礼品は申し込みを確認したらすぐに届けられる場合もありますし、果物や野菜のように旬の季節に合わせて届けられるものもあります。

早い場合で1週間、普通で1ヶ月ほどが到着の目安になります。発送時期については、ふるさと納税ポータルサイトや自治体のホームページで確認できます。

発送時期

届いた返礼品を返品・交換できますか?

ふるさと納税はあくまでも寄附になるので、キャンセルや返品することはできません。

人気の返礼品は品切れになるって本当ですか?

人気の返礼品は申し込みが殺到するので、すぐに品切れになってしまいます。品切れになった返礼品は定期的に補充されますが、いつから予約を開始するかは自治体によってバラバラなので、こまめにチェックするしかありません。とくに年末近くになると返礼品の争奪戦が激化します。

返礼品の還元率って何ですか?

寄附金額に対してどの程度の割合の返礼品がもらえるのかを表したものです。たとえば、還元率50%という場合は、1万円の寄附に対して5000円の返礼品をもらえるということになります。還元率が高いほどお得感が増していきます。

返礼品を自宅以外にも届けてもらえますか?

届け先は自宅以外にも指定できます。ほとんどの自治体がふるさと納税を申し込む際に送付先を指定できるようになっています。

返礼品は課税対象になりますか?

高額な返礼品の場合は一時所得として課税対象になります。一時所得が年間50万円を超える場合には、超えた額について課税対象となります。多額のふるさと納税を申し込んで高額の返礼品を受け取る場合には注意が必要です。

ふるさと納税ワンストップ特例制度について

ワンストップ特例制度って何ですか?

ワンストップ特例制度は1年間のふるさと納税の寄附先が5つまでで、確定申告をする必要がない人が利用できる制度です。自治体から届いた申請書を記入し、本人確認書類と一緒に返送すれば、税金が控除されます。

ふるさと納税ワンストップ特例制度の詳細と手続き方法

申請を忘れた場合はどうすればいいですか?

申請を忘れた場合は、または期日(翌年1月1日)までに申請書を提出しなかった場合は、確定申告を行います。何も手続きをしなければ、ふるさと納税で支払った全額はまるまる自己負担になります。

申請書に不備があった場合はどうすればいいですか?

申請書の内容に変更があった場合は変更届が必要です。ワンストップ特例制度の申請を行った後に転居による住所変更や入籍による氏変更など提出済の申請書の内容に変更があった場合、寄附した翌年1月10日までに「寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書」を寄附先の自治体に提出します。

提出期限を過ぎて不備に気づいたらどうすればいいですか?

ふるさと納税を行った翌年1月10日を過ぎて不備に気づいた人は確定申告を行います。ワンストップ特例制度の申請書より確定申告が優先されます。

申請書は自治体ごとに必要ですか?

自治体ごとではなく、寄附ごとに必要になります。たとえば、同じ自治体に3回寄附した場合、3枚の申請書が必要になります。

医療費控除を受けますが、ワンストップ特例制度は利用できますか?

医療費控除や住宅ローン控除、株の損益通算など、ふるさと納税以外に確定申告を行う予定の人は、ワンストップ特例制度を利用できません。確定申告の際に寄付金控除を申請することになります。

申請書が自治体から届かないのですが、どうすればいいですか?

自分でプリントアウトして自治体へ提出してください。申請書は「さとふる」や「寄附した自治体のホームページ」からダウンロードできます。

ふるさと納税の確定申告について

6ヶ所以上に自治体に寄附した場合はどうすればいいですか?

確定申告を行えば、税金の控除が受けられます。確定申告と聞くと難しいイメージを持つ人が多いですが、国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用すれば、簡単に確定申告書を作成できます。

ふるさと納税をしたら確定申告を!確定申告書等作成コーナーの使い方

確定申告をしなかったらどうなりますか?

何も手続きをしなければ、全額自己負担になります。一定の条件がありますが、ワンストップ特例制度を申請していれば、確定申告をしなくても大丈夫です。

控除された税金はいつ戻ってきますか?

所得税は確定申告後、1〜2ヶ月程度で確定申告書に記入した口座に入金されます。住民税は6月天引きの住民税から、ふるさと納税分が減額されて天引きされます。ワンストップ特例制度を適用した場合、所得税の還付はなく、すべて住民税からふるさと納税分が減額されます。

ふるさと納税で還付される所得税と控除される住民税を計算する方法

住民税が安くなったことを確かめる方法は?

住民税が給与天引きの場合、毎年6月ごろに会社からもらう住民税特別徴収税額通知書で確認できます。自分で納付している場合は市民税・県民税の納税通知書で確認できます。

寄附金受領証明書はいつごろ送られてきますか?

寄附金受領証明書は返礼品とは別に寄附先の自治体から届きます。送られてくる時期は自治体によって異なりますが、1〜2ヶ月ほどで届くところが多いです。

ふるさと納税のやり方ガイド

ふるさと納税がはじめてという方向けに、ふるさと納税の仕組みやメリット・デメリット、申込み方法、手続きの仕方などを分かりやすく紹介しています。

おすすめの返礼品と選び方ガイド

数十万点の返礼品の中からおすすめの返礼品を当サイト管理人がピックアップして紹介しています。どの返礼品を選べばいいのか分からないときは参考にしてみてください。

おすすめの返礼品と選び方ガイドの続きはこちら

おすすめのふるさと納税サイト

ふるさと納税は基本的に、ふるさと納税のポータルサイトを通じて行うことになります。どこのサイトも同じと思ってしまいがちですが、それぞれ独自の特徴があります。

おすすめNo.1 さとふる

ネットショッピング感覚でふるさと納税ができるサイト。マイページ機能が充実していて、寄附履歴や返礼品の配送状況などが確認できます。電話で問い合わせができるコールセンターもあり、東京浅草の商業施設・まるごとにっぽんには「ふるさと納税コンシェルジュ」というふるさと納税の実店舗もあります。

公式サイト → さとふる

おすすめNo.2 楽天ふるさと納税

ふるさと納税の寄附が楽天市場での買い物と同様の扱いになり、楽天スーパーポイントが付与されます。スーパーポイントアッププログラム(SPU)も対象となるので、楽天カードだと5%以上のポイントを獲得できてお得です。寄附金にポイントを利用することも可能です。

公式サイト → 楽天ふるさと納税

おすすめNo.3 ふるなび

ふるなびは電化製品や商品券・ギフト券の取り扱いが多いのが特徴です。ふるなびグルメポイントというサービスもあり、寄附金額の30%分のポイントがもらえ、1ポイント1円として指定の飲食店で利用できます。また、2017年11月以降、寄附金額に対して1%のAmazonギフトコードがもらえるようになったのも大きなメリットです。

公式サイト → ふるなび

おすすめNo.4 ふるさとチョイス

ふるさとチョイスは寄附申込累計が1500万件を超える日本最大級のふるさと納税ポータルサイト。全国1788すべての自治体の情報が掲載されていて、うち1329自治体はクレジットカード決済に対応しています。ふるさとチョイス限定の返礼品もあります。

公式サイト → ふるさとチョイス

番外編 noma-style.com

noma-style は福島県南相馬市が運営するふるさと納税サイトです。ファッションブランドのラインナップが豊富なのが特徴です。モコモコとした気持ちの良い肌触りのルームウェアを展開する「ジェラートピケ」やシンプルでお洒落なデザインの「プラスマイナスゼロ」の家電などが戴けます。

公式サイト → noma-style.com

番外編 ANAのふるさと納税

ANAのふるさと納税は寄附金100円につき1ANAマイルが貯まるので、ANAマイルを貯めている人におすすめのサイトです。支払いはクレジットカードのみで、Tポイントを支払いに充てることができます。とりわけ宿泊券が豊富にラインナップされています。

公式サイト → ANAのふるさと納税